最近職場でも、育休後に復帰して、時短勤務で働き始める女性が増えてきています。
会社にもいろんな人がいるように、時短勤務者という同じカテゴリーでひとくくりにされる中でも、彼女達の会社での過ごし方や仕事への取り組み方は様々です。
私の場合について、少しお話したいと思います。
意識していること
- コミュニケーションは自分からとりに行く
- できないことは、なるべく早く、正直に言う
- 自分がやるべきことと、人にお願いすることを見極める
ではひとつずつ、説明しましょう。
コミュニケーションは自分からとりに行く
これは、基本的なことですが、大事ですよね。
特に私が今行っている仕事は、複数人のチームで行うものですので、目標を達成するためにはそれぞれが自分の役割を果たしつつ、困っているメンバーがいればフォローし合うことが必要です。
そのためには、お互いに話しやすい関係性になっていることが大事です。
そういった関係性を築くには、普段からちょっとした何気ない会話をする、ひと声かけるといったことが自然にできるといいと思います。
メンバーの状況に気を配り、困っている時には自分に何かできることはないか、一緒になって考える。
信頼関係のあるチームは、自分だけでなくメンバーにとっても働きやすい職場であると思います。
できないことは、なるべく早く、正直に言う
時短勤務では、時間的制約があります。
絶対に時間内に終わらせる!!と思って仕事をしていたとしても、どうしても他の人に引き継ぎをしなければいけなくなる場合も出てきます。
その際、納期ギリギリに引き継ぎをしたのでは、相手の人も困ってしまいますよね。
私は特に関わりの深いメンバーにはなるべくこまめに進捗の共有をするようにしています。
「今こんな感じなんですけど・・・」
「ここのところで止まってしまっていて・・・」
といった感じでちょとした会話の中に報告を混ぜていくことで、いざという時にお互い慌てずに引き継ぎがしやすい状態になります。
自分がやるべきことと、人にお願いすることを見極める
自分に与えられた仕事を自分の力でやり遂げるということは、とてもすばらしいことです。
でも、人には得手不得手というものがありますよね。
自分の得意な分野はサクサク進めていけるけれど、苦手な分野に関しては何をどうしたらいいか、調べたり人に聞きながらやるので、どうしても時間がかかります。
加えて出来上がりについても高い精度は期待できません・・・。
そういう場合は、自分が本当にその仕事をやるべきなのかを、一度考えます。
それをやる目的が教育や自分の勉強のためであるならば、時間がかかってもそれをやる意味があるでしょう。
でもそうでない場合は、いかに短時間で、効率的に精度の高いものにするかが、大事だと思うのです。
そしてそれを実現するのに適した人材が他にいるのであれば、それは潔くその人にお願いする、ということも、選択肢としてアリです。
自分一人で全部やらないと・・・!と気負うことは、かえってうまくいかないことになりかねません。
でも、自分の仕事を他の人にやってもらうなんて・・・という気持ちになる人もいるでしょう。
もちろん、いつもお願いしてばかりでは、ただ仕事を押し付けているだけになってしまいます。
自分は自分の得意とする分野で、その人が困っている時はサポートしたり、別のところでチームに貢献できるように努めています。
まとめ
いかがでしょう?
こうして見てみると、時短という勤務形態に限らず、仕事をしていく上では共通して大事な視点なのではと思えますね。
時短勤務だから・・・と、初めは負い目を感じながら働いていましたが、6年目となった今ではこのように考え方が変わってきました。
いろんなタイプの人がいて、お互いに助け合いながら仕事ができることが、チームで行う仕事の強みです。それをうまく活用しながらそれぞれが効率的に仕事に取り組めば、より大きな成果を出すことも可能なのです。